親がいうところの愛情とは子は何で計る?
皆さんは、どんな親に育てられましたか?
カウンセリングをしていて、
とても多くのケースで感じることは、
"親の影響"というものが人生にとって大きく占めるということです。
大人になると、殆どの人は、
「自分は大人だ。」
そう認識します。
当然ですよね。
しかし、「生き癖」に影響していることは少なくないのです。
では、自分自身が親になったときにはどうでしょう。
子育てをどうしたいと考えますか?
「一緒に過ごす時間は少なくても愛情たっぷり。」
こういうスタンスの人は少なくありません。
働いたり、夢を追ったり、趣味に励んだり、
そういうことを親ができるのが、現代の日本です。
「深い愛情」
子供はどこで感じることができるのでしょう?
保育園や幼稚園。
祖父母。
YouTubeやゲーム。
金銭による不自由がないこと。
それらの時間を与えられても、
本当には受け取ることができるはずがありません。
何で感じるかはシンプルです。
「共に過ごす時間」
ではないでしょうか。
…するとこんな声も聞こえてきそうです。
「親自身が人生を楽しんでないと、子供と楽しく過ごせない。」
それは別の問題です。
ナルシシズムの問題、人間としての成熟の問題などです。
もしかしたら「大人」のステップというものは、
そういうものなのかもしれません。
でも日常では気づけないのです。
親になって初めて、"夏休み最終日の宿題"のように、
ナルシシズムの問題、人間としての成熟の問題がやってきます。
だから苦しい人にとっては苦しいのでしょうね。
そこに見えてくる"歪み"についてはまた!
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